「5Gってよく聞くけど、どれくらい速いの?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
5Gは、4Gの次世代にあたる通信システムで、最新技術により超高速の通信が実現します。
本記事では、5Gと4Gの通信速度の違い、5Gを使用するメリット・デメリットなどを詳しく解説します。
5Gを試してみたい方におすすめのBroad WiMAXの料金プランや端末も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
本記事は2022年3月16日に作成されました。
現在の状況とは異なる可能性があることを予めご了承ください。
5Gと4Gの通信速度を比較
4Gの通信速度は下りで最大1Gbpsといわれている一方で、5Gの通信速度は下りで最大10~20Gbpsといわれています(※1)。
つまり、規格上の5Gの通信速度は、4Gの約10倍であることがわかります。4Gでは遅いと感じていた大容量のデータ通信が、5Gなら速く感じられるかもしれません。
ただし、これらの実効速度は環境的要因によって左右されるため、必ずこの速度が出るわけではない点にご注意ください。
ちなみに、WiMAXプロバイダーの1つである「Broad WiMAX」の製品で5Gと4Gの通信速度を比較してみた結果が、以下の通りです。
▼モバイルWiFiルーターの通信速度の比較
機種名 | 通信速度(下り)(※2) | |
---|---|---|
5G対応 (au 5G/au 4G LTE/WiMAX 2+) | Speed Wi-Fi 5G X11 | 最大2.7Gbps |
Galaxy 5G mobile Wi-Fi | 最大2.2Gbps | |
4G対応 (au 4G LTE/WiMAX 2+/ WiMAX ) | Speed Wi-Fi NEXT WX06 | 最大440Mbps |
Speed Wi-Fi NEXT W06 | 最大1.2Gbps(※3) |
▼ホームルーターの通信速度の比較
機種名 | 通信速度(下り)(※4) | |
---|---|---|
5G対応 (au 5G/au 4G LTE/WiMAX 2+) | ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | 最大2.7Gbps |
4G対応 (au 4G LTE/WiMAX 2+/ WiMAX ) | WiMAX HOME02 | 最大440Mbps |
Speed Wi-Fi HOME L02 | 最大1.0Gbps(※5) |
回線自体の通信速度に差があるのはもちろんですが、ルーターを見ても5G対応ルーターと、4G対応ルーターでは、大きなスペック差があります。
5G対応のものは最大2Gbpsを超える高速通信が可能です(※6)。
早速、5G対応の端末が気になった方は、以下のサイトから詳細をご確認ください。
(※1)ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社より:
https://prebell.so-net.ne.jp/tips/pre_20112401.html
(※2,4,6)現在、5G提供エリアは一部に限定されております。
(※2,4,6)本サービスはベストエフォートサービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。エリア内であっても、お客さまのご利用環境、回線の状況等により大幅に低下する場合があります。通信速度は、今後、速度低下も含め、変更になる可能性があります。
(※3)ハイスピードプラスエリアモード(有料)、ハイパフォーマンスモードおよび4×4MIMO設定オンでご利用時。Wi-Fi接続時は下り最大867Mbpsです。 USB3.0以上対応のType-Cケーブル(別売)が必要です。
(※5)ハイスピードプラスエリアモード(有料)ご利用かつLANケーブル接続時。LANケーブル接続時は下り最大1,000Mbps、Wi-Fi接続時は下り最大867Mbpsです。
通信速度だけじゃない!5Gを使用するメリット
5Gの通信速度は4Gの20倍も速いことがわかりましたが、5Gのメリットは通信速度だけではありません。5Gを使用するメリットとしては以下の4つが挙げられます。
- 大容量通信が可能になる
- 遅延が少ない
- 接続台数が多い
- IoTの普及
大容量通信が可能になる
5Gは、使用する周波数帯域幅の拡大やアンテナ技術の進歩により、大容量通信を実現しています。
大容量の通信が可能になると、4Kや8Kといった超高画質な動画の視聴も快適にできるようになるほか、膨大なデータのやり取りやVR・ARを用いたサービス開発などもスムーズに行えるように。日常生活がより便利になることでしょう。
遅延が少ない
5Gでは、従来よりもデータ送受信における遅延を短縮できるといわれています。具体的には、4Gの10分の1程度の遅延で済むといわれていて、音声や映像のズレが小さくなることで、リアルタイムでの送受信がより快適になることが期待できます。
遠隔医療や自動運転など、遠隔操作を用いたサービスの手助けとなるでしょう。
接続台数が多い
5Gでは、ネットワークに同時接続できる台数も大幅に増えます。
今後、IoTが進み、ネットワークに接続するデバイスが増えると接続台数が限界になることが危惧されていますが、5Gであればこのような問題が解決できます。
ユーザーとしては特に、イベント会場などの大人数が集まる環境で通信が繋がりやすくなる点が大きなメリットです。
なかには、ライブ会場などで通信が繋がりにくくなった経験がある方も多いでしょう。
しかし、5Gなら通信を使う人が多い場所でも、電波が繋がりやすくなるかもしれません。
IoTの普及
IoTとは「Internet of Things」の略で、あらゆるモノがインターネット経由で接続することを指します。
例えば、スマート家電や医療機器、工場の生産ラインの機械設備など、以前はインターネットに接続できなかったものが、接続できるようになります。
5Gで以下のようなことが実現できるようになることで、今後は、「IoT」の流れが加速する見込みです。
- 高速大容量の通信…あらゆるものから送られる膨大なデータの送受信を可能に
- 低遅延…リアルタイムでの通信を可能に
- 多接続…多くのデバイスがネットワークに接続することを可能に
5Gの確立は、IoTの普及に欠かせない役割を果たすことになります。IoTの普及で、私たちの生活ももっと便利になるでしょう。
5Gを使用するデメリット
上記では、5Gを使用するメリットを見てきましたが、新しい技術というだけあっていくつかデメリットもあります。5Gを使用するデメリットとしては以下の4つです。
- 対応端末の用意が必要
- 使用できるエリアが限定的
- バッテリーの負荷が大きい
- 料金が高くなる
対応端末の用意が必要
現在5G非対応機種を使っている場合、5Gを利用するためには端末を買い替える必要があります。しかし、5G対応機種は非対応機種よりも基本的に高額です。人によってはかなり痛い出費になるかもしれません。
なお、5Gの通信エリアはまだ限られていますが、すでにスマートフォンなどの通信機器は5G対応のものが主流になりつつあります。現在、キャリア各社が「新機種」として発売している端末は、そのほとんどが5G対応機種です。
使用できるエリアが限定的
5Gは、まだ多くの方が使用できるという状況にないのが現状です。
というのも、5Gは周波数が高く障害物に弱いため、広範囲のエリアをカバーするのが難しいといわれているからです。また、衛星通信との電波干渉の可能性があるのも懸念点です。
これらの理由から、基地局の整備に時間がかかるため、一気に5Gが使用できるエリアを広げることが難しく、まだ4Gがすべて5Gに置き換わったとはいえないので注意が必要です。
バッテリーの負荷が大きい
5Gは、より多くの情報を処理することで高速・大容量通信を可能にしている分、スマートフォンなどのバッテリー負荷が従来よりも大きくなります。
また、アンテナ数が多くディスプレイの解像度が高いことも、バッテリー負荷が大きい要因として挙げられます。
料金が高くなる
5Gは、4Gよりも快適な通信が可能となるため、キャリア会社が提供する5Gプランは、従来よりも料金が高めに設定されていることが多いです。
5Gを使用したいなら、これまでよりも携帯電話やインターネットにかかる料金は高くなると思っておいた方がよいでしょう。
通信速度が速い5G対応端末を契約するなら「Broad WiMAX」
通信速度が速い5G対応端末を契約するなら「Broad WiMAX」がおすすめです。
Broad WiMAXでは5G対応のプランとして、「ギガ放題プラスDXプラン」「ギガ放題プラスプラン」がスタートしています。
プラン内容の詳細は、以下の通りです。
プラン | ギガ放題プラスDXプラン | ギガ放題プラスプラン |
---|---|---|
月額利用料(税込) | 初月~2ヶ月目:2,090円 3ヶ月目~36ヶ月目:3,894円 37ヶ月目~:4,708円 | 初月~2ヶ月目:2,999円 3ヶ月目~24ヶ月目:4,634円 25ヶ月目~:5,313円 |
初期費用(税込) | 20,743円 | |
違約金(税込) | 初月~12ヶ月目:20,900円(税込) 13ヶ月目~24ヶ月目:15,400円(税込) 25ヶ月目~:10,450円(税込) 更新月のみ:0円 | 初月~:10,450円(税込) 更新月のみ:0円 |
月間データ容量 | 制限なし(※1) | |
契約期間 | 3年 | 2年 |
支払い方法 | クレジットカード/口座 |
Broad WiMAXは、月額料金がWiMAX業界のなかでも最安級(※2)である点が魅力です。
標準モードのスタンダードモードにはデータ容量の制限がなく、データ通信は使い放題(※3)です。思う存分、5Gの高速通信が楽しめます。
さらに、Broad WiMAXでは、以下のようなキャンペーンが充実しています。
- 乗り換えキャンペーン:他社から乗り換える場合、最大19,000円の違約金が後日還元される
- 2台同時申込キャンペーン:2台同時に申し込むと、5,000円がキャッシュバックされる
- プラスエリアモードが無料…屋内、山間部、地下など電波が届きにくい場所でも通信が繋がりやすくなるサービスが通常月額1,100円(税込)のところ無料に
適用には条件があるため、詳しい内容は公式サイトをご確認ください。
また、5G対応端末は現在、以下の4機種を取り扱い中です。いずれも最大2Gbps(※4)を超える超高速の通信が可能です。
端末 | SPEED WI-FI HOME 5G L12 | ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | Speed Wi-Fi 5G X11 | Galaxy 5G mobile Wi-Fi |
---|---|---|---|---|
ルータータイプ | ホームルーター | モバイルWiFiルーター | ||
通信速度(下り)(※5) | 最大2.7Gbps | 最大2.7Gbps | 最大2.7Gbps | 最大2.2Gbps |
特徴 | ・最大40台の無線接続可能 ・WiFi6の4ストリーム対応 | ・約174gで軽量 ・最大2.7Gbpsを実現 | ・最大30台の無線接続可能 ・専用アプリ「ZTELink JP」が便利 | ・約5.3インチの大画面タッチパネル ・5,000mAhの大容量バッテリー |
ここからは、ホームルーターで最新の「ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L12」、モバイルWiFiルーターで最新の「Speed Wi-Fi 5G X11」のそれぞれについて機種の特徴、おすすめポイントを紹介します。
(※1,3)ネットワーク混雑回避のため、一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、ネットワークが混雑する時間帯に通信速度を制限する場合があります。
(※1,3,4,5)本サービスはベストエフォートサービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。エリア内であっても、お客さまのご利用環境、回線の状況等により大幅に低下する場合があります。通信速度は、今後、速度低下も含め、変更になる可能性があります。
(※2)各通信事業者のHPで公表されているWiMAX 5Gサービス15社の月額基本料の比較において自社調べ(2022年3月時点)
(※4,5)現在、5G提供エリアは一部に限定されております。
ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L12
「ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L12」は、最大2.7Gbps(※)の高速通信に対応したホームルーターです。
WiMAX 2+、au 4GLTE、au 5Gの同時利用で超高速の通信を実現しています。5G対応のエリア内であれば、自宅に超高速の5Gの環境を導入できます。
WiFi規格は「Wi-Fi 6」に対応しています。端末とルーターの間も高速でワイヤレス通信が可能です。また、4ストリームにも対応しており、同時に最大40台までのデバイスに接続することができます。
ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L12についてさらに詳しく見る
(※)現在、5G提供エリアは一部に限定されております。
(※)本サービスはベストエフォートサービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。エリア内であっても、お客さまのご利用環境、回線の状況等により大幅に低下する場合があります。通信速度は、今後、速度低下も含め、変更になる可能性があります。
Speed Wi-Fi 5G X11
「Speed Wi-Fi 5G X11」は、約174gの軽量ボディが魅力の5G対応モバイルWiFiルーターです。
通信速度は5G接続時で最大2.7Gbps(※1)で、動画やゲームなども快適に楽しめます。
スマートフォンをWiFiに接続する際には、「QRコードでかんたんWi-Fi接続」が使えます(※2)。画面に表示されるQRコードを読み取ることで、面倒なパスワード入力の手間なしに接続を完了できます。
また、別売りのクレードルを使用すれば、室内ではアンテナを強化して使用することもできます。外出先だけでなく、自宅でも使いたい方にぴったりです。
Speed Wi-Fi 5G X11についてさらに詳しく見る
(※1)本サービスはベストエフォートサービスです。記載の速度は5G通信時の技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。エリア内であっても、お客さまのご利用環境、回線の状況等により大幅に低下する場合があります。通信速度は、今後、速度低下も含め、変更になる可能性があります。なお、現在5G提供エリアは一部に限定されております。
(※2) iOS 11.0、iPadOS 13.0、Android 10 以降対応。
高速通信可能な5GをBroad WiMAXで楽しもう!
5Gの通信速度は規格上で4Gの20倍もあり、かなりの高速通信が期待できます。
また、大容量通信が可能になる、遅延が少ないといったメリットも。5Gを導入することで、これまで以上にインターネットが快適に使えるようになるでしょう。
Broad WiMAXでは、5Gに対応しているプランの提供が開始されています。モバイルWiFiルーターとホームルーターの両方があるので、用途に合わせて選ぶことができます。
スタンダードモードには、通信容量の制限がありません。データ容量を気にすることなく5Gを楽しめるので、ぜひBroad WiMAXのWiFiルーターで最大2.7Gbps(※)の高速通信を体験してください。
(※)現在、5G提供エリアは一部に限定されております。
(※)本サービスはベストエフォートサービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。エリア内であっても、お客さまのご利用環境、回線の状況等により大幅に低下する場合があります。通信速度は、今後、速度低下も含め、変更になる可能性があります。