「車内でWi-Fiを利用したい」「車載Wi-Fiはどれがおすすめ」など、車のネット環境を整えたいという場合、車のWi-Fi環境に悩む人は多いですね。
実は、車内でWi-Fiを利用するには「車載用Wi-Fiルーター」「ポケット型Wi-Fi」「USBスティック型Wi-Fi」「docomo in car Connect」など、多くのWi-Fiサービスがあります。
サービスによって、無制限利用できたり、5G対応の高速通信だったりするため、クルマ用のWi-Fi選びは重要です。
車内のWi-Fiはあると便利ですが、意外と設置が難しい場合もあります。
このページでは、「車載Wi-Fiのおすすめ」「車内Wi-Fiのメリット・デメリット」「車載Wi-Fiの導入手順」などを解説していきます。
クルマ専用WiFi「車載Wi-Fiルーター」のおすすめ
■Pioneer「DCT-WR100D」
車載Wi-Fiとして有名なPioneerの「DCT-WR100D」は、車に付いている「USB」もしくは「シガーソケット」に接続することでWi-Fiが利用可能になります。
※DCT-WR100DにてUSB接続をする場合は、オプションのUSBケーブルが必要です。
特長
- 通信量無制限
- 約30,000円~40,000円にて1年間使える
- ドコモの回線が利用可能
比較的安い料金で車内のWi-Fi構築が可能です。DCT-WR100Dの注意点としては、初期設定が必要(アカウント登録など)となっており、少し手間がかかります。
本体価格(希望小売価格) | 27,500円 |
---|---|
通信料金 | 13,200円(1年間) |
- DCT-WR100Dの購入はこちら(Amazonへ飛びます)
- Pioneerの「DCT-WR100D」のページはこちら
初期設定が簡単!5G対応・無制限使えるポケット型WiFi
■Broad WiMAX
Broad WiMAXは、持ち運び可能のWi-Fiのため、車内でWi-Fi利用以外にも、外出先でWi-Fiを利用したり、自宅でWi-Fiを使うことも可能です。
どこでもWi-Fi環境です。
特長
- 通信量無制限
- 5G対応
- 端末代実質無料
- 16,000円キャッシュバック
WiMAXはauとWiMAXの電波を利用するため、広いエリアで使うことが可能です。
また、5G対応となっているため、高速通信が期待できます。
本体価格 | |
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月額料金 | 4,708円 ※ 初月は0円 |
通信量 | 無制限 |
※ 短期間に大容量通信を行った場合、混雑時間帯は速度制限をかける場合があります。
特設ページ限定!16,000円キャッシュバックキャンペーン中
車載用WiFiとは
↑車内で車載用Wi-Fiルーターを利用している写真
車載用WiFiは、Wi-Fiルーターを利用して車内でWi-Fiが使用可能になることです。
長距離運転でも、サービスエリアの休憩中にも、スマホやタブレット・ノートパソコンからWi-Fiに接続をし、インターネットを利用できます。
例えば、車載用WiFiルーターですが、車内のUSBもしくはシガーソケットに繋げて、自動車の電源をONにすれば、自動で車内がWiFi環境になります。
車内で通信をたくさん行う方などは、車載用WiFi(車内WiFi)を設置することで、スマホのプランを見直せる可能性もあります。
どんなシーンで車載用Wi-Fiは活躍する?
車載用WiFiは様々なシーンで活躍します。
- 長距離移動が多い
- 家族や友人と一緒に車で旅行することが多い
- 車内で仕事をする必要がある
- 車内でYouTubeやゲームを利用する場合
- Amazon Fire TVを利用して動画視聴
家にWi-Fiがある人はわかると思いますが、同様に車内でもWi-Fiが気軽に使えるということは、スマホの通信量を気にせず好きな時に好きなだけインターネットを利用できます。
車載用WiFiの種類は?車内で利用できるWi-Fiを紹介
車で利用可能のWi-Fiは大きく分けて4つあります。
- 車載用Wi-Fiルーター(クルマ専用WiFiルーター)
- ポケット型WiFi
- USBスティック型WiFi
- docomo in car connect
多くの方が「車で利用するWi-Fi=車載用Wi-Fiルーター」と思いがちですが、実は上記のように4種類あります。
どのサービスもメリット・デメリットあるため、それぞれを理解しておくことで、快適な車内Wi-Fi生活へとつながります。
「車載用Wi-Fiルーター」USB、シガーソケット接続可能
車載用WiFiルーターはその名の通り、車内専用のWiFiです。
車に搭載されている「USBポート」もしくは、「シガーソケット」を差し込み口として利用し、車内でWi-Fiが使えるようになります。
車載用WiFiルーターのメリット・デメリット
- 車内でいつでもWi-Fiが利用可能
- 車内に常においておくため、忘れることがない
- 通信量は無制限のため、使い放題
- ドコモの4G回線が利用可能
※車載Wi-FiのPioneer「DCT-WR100D」もしくは「DCT-WR200D-E」を基準に特長を記載しております。
車載用WiFiルーターは車に常に置いておくため、自動車の電源をオンにすれば、直ぐにWi-Fiが利用可能となっており、「持ってくるのを忘れた」「バッテリー切れで動かない」ということは一切ありません。
しかし、車載用WiFiルーターには、停車時2時間までしか利用できないという決まりもあります。
※停車時2時間というのはPioneer「DCT-WR100D」の場合ですが、他の車載専用WiFiルーターも似たような縛りはあります。
停車中に長時間のWi-Fi利用を検討している人は注意してください。
「ポケット型WiFi」車内でも外でも自宅でもWi-Fiが利用可能
車内でWiFiを使う場合、ポケット型WiFiを利用するというのも一つの手段にあげられます。
ポケット型WiFiは、自宅や外ではもちろんですが、高速で移動してる車でも利用可能です。
5G対応のポケット型WiFiを選べば、車内でも高速通信が可能です。
ポケット型WiFiのメリット・デメリット
- 車内以外に、外でも自宅でもルーターがあれば利用可能
- 5G対応
- 通信量無制限
- 端末代実質無料
- 車載専用WiFiルーターよりも初期設定が簡単
※WiMAX(Broad WiMAX)を基準に特長及びメリットを記載しております。
ポケット型WiFiは車載用WiFiルーターと比較すると、料金は高いですが、5G対応・端末代実質無料というメリットもあります。
※端末代実質無料はBroad WiMAXを契約した場合です。
ポケット型WiFiは初期設定はほぼなく、最初だけ端末にSIMを入れる作業はありますが、あとは電源を入れてWi-Fiに接続するだけのため簡単です。
「USBスティック型WiFi」USBをつなげるだけの簡単接続
USBスティック型WiFiは、車のUSBポートに端末を挿すだけで、車内でWi-Fiが利用可能になります。
USBスティック型WiFiの種類はいくつかありますが、ここでは「ecocoスティックWi-Fi」を例に解説していきます。
USBスティック型WiFiのメリット・デメリット
- 端末+100GBで23,980円と安い
- 通信量が足りなくなったらギガのチャージも可能
- 端末買い切りのため、契約不要
- Vsim搭載でdocomo/au/SoftBankの一番つながりやすい回線に自動接続 ※広いエリアで利用可能
- USB給電型のためバッテリーレス
- 停車時の時間制限なし
USBスティック型WiFiは端末を直接USBポートに挿すため、意外とスペースが必要だったりします。
また、ドコモ・au・ソフトバンクの最適な回線が選ばれると期待する人も多いと思いますが、速度に関してはそこまで期待してはいけません。
理由としては、Virtual SIMの4G回線は、そこまで速度が出ません。速度の平均は約10Mbps~30Mbps程度です。
手軽に使えるという便利な反面、速度はやや遅いと思った方が良いです。
挿すだけで直ぐにWiFi利用が可能なため、難しいことはわからない、とりあえずWi-Fiを使ってみたいという人にはおすすめできます。
「docomo in Car Connect」契約のみでWiFiが直ぐに利用可能
docomo in car connectは、WiFi端末を新たに設置せずに、車内でWiFiが利用可能です。
ただし、対応車種が限られているため、事前に対応しているかのチェックは必要です。
⇒docomo in car connectの対応車種はこちら
docomo in car connectのメリット・デメリット
- 新たに端末購入の必要なし
- 通信量は無制限
- スマホのアプリから契約可能
- 1日550円、1カ月1,650円、1年間13,200円と料金は安い
- ドコモのLTE回線が利用可能
料金も安く、ドコモのLTE回線が利用可能という点でdocomo in car connectは重宝します。
注意点としては、5G非対応のため、高速通信を期待してる人には残念な結果になるかもしれませんが、ドコモ回線のため、他の携帯キャリアで電波が入りづらいエリアでも、意外と通信が可能だったりします。
車種限定のため、対応車だったらラッキーです。
車載Wi-Fi・車内Wi-Fiを選ぶ3つのポイント
車内で利用するWi-Fiは選び方も重要です。
選び方のコツとしては、自分がどう使用するかというのが重要になってきます。
使用方法によっておすすめの車載Wi-Fiは変わってきます。
選ぶポイント3つ
- 速度重視か料金重視か
- 停車中長時間利用するか
- 車内以外でもWi-Fi利用をするか
速度重視か料金重視か
使用する回線が5Gに対応してるか否かで、速度は大きく変わります。
速度比較
ルーター名 | 実際の速度 | 種類 |
---|---|---|
DCT-WR100D | 8Mbps~30Mbps | 車載用Wi-Fiルーター |
Speed Wi-Fi 5G X12 | 108.07Mbps | WiMAX(ポケット型WiFi) |
※ DCT-WRD100Dに関しては、実際に利用してみて速度計測したおおよその最小値~最大値を記載しております。
※ WiMAX(ポケット型WiFi)に関しては、みんなのネット回線速度の「Speed Wi-Fi 5G X12」の平均速度を参考にしております。
速度の面では、圧倒的に5G対応のポケット型WiFiの方が速いです。快適にインターネットを利用するのであれば、車内WiFiはポケット型WiFiの利用をおすすめします。
⇒速度重視なら5G対応のポケット型WiFiのWiMAXがおすすめ
しかし、料金面に関しては、車載用Wi-Fiルーターの方が安いです。
料金比較
ルーター名 | 料金 | 端末代 | 種類 |
---|---|---|---|
DCT-WR100D | 1年間13,200円 | 2万円前後 | 車載用Wi-Fiルーター |
Speed Wi-Fi 5G X12 | 月額4,708円 | 実質無料 | WiMAX(ポケット型WiFi) |
車載用Wi-FiルーターのDCT-WR100Dは年間13,200円の費用ですみますが、ポケット型WiFiのSpeed Wi-Fi 5G X12は月額4,708円と高額です。
※どちらも通信量は無制限です。
そのため、少しでも安くWi-Fiを利用したいという方はDCT-WR100Dをおすすめします。
⇒料金重視なら車載用Wi-Fiルーターがおすすめ
停車中長時間利用するか
停車中長時間の車載用Wi-Fiルーター利用はおすすめできません。
理由としては、車載用Wi-Fiルーターは、車のドライブ中に利用する目的で作られているため、停車中は最大2時間までの利用が可能となっております。
※DCT-WR100Dの場合
※以前は1時間まででしたが、アップデートにより2時間まで可能になりました
停車中に2時間以上利用すると通信が停止するため、停車中に長時間Wi-Fiを使う可能性のある人は、ポケット型WiFiなどを選んだ方が良いです。
車内以外でも持ち運んで利用するか
車載用Wi-Fiルーターは車内でしか利用できませんが、ポケット型WiFiを車内Wi-Fiとして利用していた場合は、車内以外に、外でもWi-Fiが利用可能です。
そのため、車以外でもWi-Fi利用をしたい人にはポケット型WiFiの方がおすすめになります。
車内WiFiとしてポケット型WiFiを利用している人も多いです。
車内だけで利用する場合は、料金の安い車載Wi-Fiルーターをおすすめできますが、他でも使う可能性がある人は、持ち運び可能のポケット型WiFiの方がおすすめです。
車載用WiFi・車内WiFiのおすすめ6選
車で利用するWi-Fiはどれが良いのかおすすめの6サービスを紹介します。
ここでは、料金が安い・速度が速い・無制限など、それぞれ特徴があるサービスをピックアップしております。
「Broad WiMAX」ポケット型WiFiの無制限・5G対応
Broad WiMAXは、持ち運び可能のポケット型WiFiのため、どこにいてもWiFiの利用が可能です。
車内でも自宅でも使えます。
Broad WiMAX基本情報
月額料金 | 初月:0円、1カ月目以降:4,708円 |
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契約事務手数料 | 3,300円 |
端末代 | |
通信量 | 無制限 ※ |
契約期間 | なし |
契約解除料 | 0円 |
キャンペーン | 16,000円キャッシュバック |
※ 短期間に大容量通信を行った場合は、混雑時間帯に制限がかかる場合があります。
Broad WiMAXは5G回線に対応しているため、車載Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」などよりも高速通信が期待できます。
そのため、快適に動画視聴をしたい、インターネットを利用したいという人に、Broad WiMAXはおすすめです。
WiMAXの中でもコスパが良いサービスです。
端末代実質無料!
16,000円キャッシュバックキャンペーン中!
「DCT-WR100D」車載Wi-Fiルーター!端末買い切り1年間使い放題
クルマ専用のWiFiルーター「DCT-WR100D」は、車載用のWiFiに特化しており、導入すれば車内はいつでもWi-Fi環境です。
車に乗ったらいつでもWiFi使えるのは良いですね。
DCT-WR100D基本情報
メーカー名 | パイオニア株式会社 |
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料金[1日プラン] | 1日プラン550円 |
料金[30日プラン] | 1,650円 |
料金[365日プラン] | 13,200円 |
端末代 | 27,500円(メーカー小売価格) |
端末サイズ | 91.5 mm(W) × 16 mm(H) × 44.5 mm(D) |
通信量 | 無制限 |
使用する回線はドコモ回線となっており、ドコモの4Gが使えます。
なお、動作温度は–10 ℃ ~ +60 ℃となっているため、夏の車内が暑くなるときでも、利用可能です。
USBポートもしくはシガーソケットから電源をとります。
※DCT-WR100DをUSBポートに接続する場合は、オプション製品を購入する必要があります。(シガーソケットはオプションなしで接続可能)車のUSBポートへの接続を検討している方は、後継機のDCT-WR200D-EがUSB接続がデフォルトで可能なためおすすめです。
「Rakuten WiFi Pocket」料金が安い・段階性料金・持ち運び可能
楽天モバイルから販売されている「Rakuten WiFi Pocket」はルーターが軽く持ち運びしやすいポケット型WiFiです。
モバイルWiFiの中では最安値で無制限が利用可能です。
Rakuten WiFi Pocket基本情報
月額料金 | 0~3GB:1,078円、3~20GB:2,178円、20GB以上:3,278円 |
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契約事務手数料 | 0円 |
端末代 | |
通信量 | 無制限 |
契約期間 | なし |
契約解除料 | 0円 |
端末代1円で購入できて、月額料金も無制限で3,278円と、ポケット型WiFiの中で業界最安値級です。
そんな楽天モバイルのポケット型WiFiは、車内に持っていけば車内WiFiとして利用することも可能ですし、自宅でも、外でも使うことができます。
注意点としてはRakuten WiFi Pocket Platinumは、プラチナバンドに対応していますが、5G非対応のため、そこまでの高速通信は期待できません。
ただし、これだけ安く、ポケット型WiFiが利用可能なのは楽天モバイルだけです。
端末代1円、無制限が月額3,278円、事務手数料0円
「ecocoスティックWi-Fi」USB挿すだけでWi-Fi環境
ecocoスティックWi-FiはUSBを挿すだけでWi-Fiが利用可能になる、バッテリーレスのWiFi端末です。
契約不要・買い切り型です。
ecocoスティックWi-Fi基本情報
端末代 | 23,980円 |
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端末サイズ | 40 mm(W) × 102.3 mm(H) × 10 mm(D) |
通信量 | 初回100GB ※別途ギガのチャージが可能です。 |
↑ecocoスティックWi-Fiの写真
ecocoスティックWi-Fiは端末代の中に、100GB(期限365日)が含まれており、初期費用のみでWiFiが使用可能です。
なお、追加でギガのチャージも可能です。ギガのチャージは「30日5GB~100GB」「365日5GB~300GB」を購入することができます。
「AiR-WiFi」毎月20GB・100GBが安いポケット型WiFi
AiR-WiFiは月20GBもしくは月100GB利用可能のポケット型WiFiです。
料金の安さ、端末レンタルのため端末代不要という点が、モバイルWi-Fiで人気のポイントとなっております。
AiR-WiFi基本情報
月額料金 | 20GB:1,950円、100GB:3,245円 |
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契約事務手数料 | 3,300円 |
端末代 | レンタルのため無料 |
通信量 | 20GB or 100GB |
契約期間 | 1年 |
契約解除料 | 月額料金と同額 |
なお、AiR-WiFiはクラウドSIMを採用しているため、物理SIMは使用しません。
クラウド上のSIMを利用し、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4キャリアの中から、最適な回線が自動で選ばれます。
そのため、広いエリアでつながりやすく、車の移動中でも問題なくネットが利用可能です。
4キャリアの電波が利用できるため、広いエリアで使えるというのを覚えておいてください。
端末代はレンタルのため0円で利用できます。
KEIYO車載対応Wi-Fiルーター「サクッとWi-Fi」初回10GB付き
サクッと使える車載対応Wi-Fiルーター「AN-S117」は、SIM契約不要・月額契約不要の買い切り型のWiFiルーターです。
車載用WiFiに特化したWiFiルーターです。
AN-S117基本情報
メーカー名 | 株式会社慶洋エンジニアリング |
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端末代 | 19,800円(メーカー小売価格) |
端末サイズ | 87 mm(W) × 51 mm(H) × 13 mm(D) |
通信量 | 10GB ※ 足りない場合は有料でギガのチャージが可能 |
AN-S117は、車内のUSBポート(USBタイプA)に接続して利用することが可能です。
通信量が初回10GBついてくるため、最初はチャージする必要がありません。10GBを使い切った後は、ギガチャージプランストアより、ギガを購入してチャージする必要があります。
チャージ料金
有効期限 | 料金 |
---|---|
1日 | 1GB:220円 |
30日 | 5GB:880円、10GB:1,210円、30GB:2,750円 |
60日 | 10GB:1,540円、20GB:2,200円 |
90日 | 50GB:4,620円、100GB:6,600円 |
180日 | 100GB:7,400円 |
365日 | 100GB:8,200円 |
少し高めの料金設定のため、ギガをたくさん使うという人にはおすすめできません。低容量しか使わないという人にはおすすめできます。
AN-S117は、停車中の時間制限もないため、車中泊などの利用にも最適です。
- サクッと使える「AN-S117」の公式ページはこちら
- Amazonでの「AN-S117」販売ページはこちら
※12,980円で購入可能(2024年11月30日時点)
車載用WiFiの導入方法
車載WiFiの導入手順について解説していきます。
ここでは車載用Wi-Fiルーターの「DCT-WR100D」及びポケット型WiFiの「Speed Wi-Fi 5G X12(WiMAX)」の2機種を例に手順を記載しています。
車載ルーターDCT-WR100Dの導入手順
購入後端末が届いたら、端末を車内にセット(シガーソケットに接続)します。
※USB接続希望の場合はオプション品の購入が必要です。
セットする際は、本体が進行方向に対してできるだけ水平または垂直になるように取り付けてください。
※あまりに傾いてると、正常動作しない場合があります。
端末の裏側に記載のQRコードを読み取って、dアカウントにログインし、利用規約および注意事項に同意し次のページへ、契約者情報登録をします。
※契約者情報に関しては、QRコードを読み取ってアクセスすれば、ICCIDとパスコードは自動的に入力されます。
次に契約書の交付方法を選択し、問題なければ登録を行ってください。
※ 車のエンジンをかけて、端末の電源がONになったのを確認してから登録手続きを行ってください。
マイページより、利用期間(1日550円、30日1,650円、365日13,200円)を選んでください。
手続き完了画面がでれば、ギガの購入は完了です。
端末のランプの色が青色に点灯すれば、Wi-Fiの利用開始の準備完了です。
※少し待ってランプの色が青色に点灯しない場合は、一度電源を入れなおすもしくは、端末の角度が斜めになっている場合は水平にしてください。
DCT-WR100Dの取り付けの流れは、下記YouTubeからも確認可能です。
⇒超簡単! 車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」取付けてみた|Pioneer Corporation PR
ポケット型WiFiの導入手順
Broad WiMAXの特別ページより、必要情報を入力して申込を行う。
端末にSIMを挿入し、電源ボタンを長押しすると、起動します。
起動後、初期設定をし、メインメニューより「Wi-Fi/LAN」を選択し、「Wi-Fi情報」より、ネットワーク名およびパスワードを確認し、接続したい端末から該当のネットワークにアクセスし、パスワードを入力してWiFi接続完了です。
WiFi準備が完了した端末を車内に持っていけば、そのまま利用可能です。
なお、カーナビがWi-Fi接続に対応していれば、Wi-Fiをつなぐことも可能です。
車載用Wi-Fiとスマホのテザリングならどっちが良い?
車載用Wi-Fiはあると便利です。しかし、当然ですがWi-Fiの利用に費用も発生するため、通信費を安く抑えたい人などは、本当に必要でしょうか。
例えば、車内にいる時は、お使いのスマホのテザリング機能を利用して、車内Wi-Fiとして使うことできます。
スマホのテザリングのメリット・デメリットを見ていきます。
車内WiFiとしてスマホテザリングを利用する場合のメリット・デメリット
- 面倒な契約いらずで、追加機器不要のため、自分のスマホをそのままWiFi親機として利用可能
- 5G対応のスマホを利用していれば、Wi-Fiも高速通信が期待できる
- 携帯電話の回線のため、広いエリアに対応している(3大キャリアを利用している場合)
上記のようにスマホのテザリングを車内Wi-Fi代わりとして利用するには、いくつかメリットはありますが、スマホのバッテリー寿命を縮めてしまう、通話中は速度が低下したり、通信が切れる場合もあったりと、あまりおすすめはできません。
一時的に車内でWi-Fiが必要になり利用する分には問題ないですが、長期間車載WiFiとして利用することを検討している人には、スマホのテザリングはおすすめできません。
対応車であればサービスに申し込むだけで車内でWi-Fiが利用可能
車用Wi-Fiを導入したいけど、ルーターの購入は面倒という人も多いと思います。
実は、一部の車は、ルーターを購入せずに、プランもしくはオプション契約するだけで車内でWi-Fiが使えるようになります。
日産・三菱の車はドコモの回線が利用可能
車内でWiFiを使う方法として、日産・三菱の特定車種に関しては、ルーターなど用意せずに、docomo in Car Connectに対応した機器を利用してWi-Fiを使うことも可能です。
日産と三菱の車の一部が対応しています。
docomo in Car Connectは、サービスを申し込むと、車内でドコモのLTE網が使い放題です。
docomo in Car Connectの料金
- 1日(24時間):550円
- 30日:1,650円
- 365日:13,200円
料金は約1カ月が1,650円、1年間で13,200円と、通信量無制限なのに格安です。
注意点としては、下記条件の時はdocomo in Car ConnectのWi-Fiが自動で停止します。
- エンジンONにしてから30分以上停車している場合
- 停車して1時間が経過した場合
例えば、車中泊でWi-Fiを使おうと考えている人などには、docomo in Car Conncetだと、Wi-Fiが使えない時間出てしまい、不自由を感じるかもしれません。
docomo in Car Connectは、利用可能車種が限られていますので、チェックしていってくださいね。
日産の対応車種
- アリア
- エクストレイル
- オーラ
- サクラ
- スカイライン
- セレナ
- ノート
- フェアレディZ
- リーフ
※年式によって対応外の車種もあるため詳細は「NissanConnectサービス 車内Wi-Fiスポット機能「docomo in Car Connect®」について教えて。」にて確認ください。
三菱の対応車種
- アウトランダー
- eKクロス EV
- トライトン
※年式によって対応外の車種もあるため詳細は「MITSUBISHI CONNECTを搭載している車両」にて確認ください。
トヨタはKDDIの回線が利用可能
トヨタはT-CONNECTに対応している車種であれば、「車内Wi-Fi」のオプションを契約することで車がWi-FiスポットとなりWi-Fiが利用可能になります。
※詳細情報は必ず「T-CONNECT|トヨタ」より確認ください。
料金
- T-Connect スタンダード:330円/月
- 車内Wi-Fi:1,650円/月
なお、T-CONNECTの車内Wi-Fiで利用する電波はKDDIの回線になります。
この点が日産・三菱と大きく違います。
※日産・三菱はドコモのLTE回線です。
また、通信量は無制限ですが、注釈として「直近3日間(当日は含みません)で6GB以上の通信をした場合、終日速度制限がかかることがあります。」と記載されているため、使いすぎると制限がかかる可能性もありますので気をつけてください。
参考:「車内Wi-Fiの利用データ通信量の上限や、速度規制はありますか?」