「ファブレット端末」という言葉をご存知でしょうか。ファブレットとは、「Phone」と「Tablet」を組み合わせた造語で、スマートフォンやタブレットの新しい形として注目されている端末です。明確な定義はありませんが、一般的には画面サイズが5.5インチ以上7インチ未満で、通話の発着信が可能な端末を指します。スマホとタブレットの中間に位置するファブレットは、一見中途半端なサイズで魅力が見出しにくく感じるかもしれませんが、実は年齢・性別を問わず、さまざまな方におすすめできる魅力があります。
今回は、スマホとタブレットが1つになったファブレット端末の魅力についてご紹介します。
【ファブレットの魅力1】大画面化により高機能スマホを活かせる
2012年以降、各社が続々とファブレットをリリースし、市場は盛り上がりを見せています。各社が一斉にスマホの大型化を進めたことには理由があります。
スマホはすでに黎明期から成熟期に入り、カメラ画質の向上や家電との連携など、機能の拡充が進められてきました。しかし、機能の拡充によって付加価値を付けることにも限界があります。その中で、液晶ディスプレイの大型化によって、高解像度のコンテンツをクリアに見ることができたり、大容量のバッテリーで長時間の使用に耐えられるようになったりすることは、消費者にとって新鮮でした。
ファブレットは、進化したスマホの機能を最大限に活かすことができる端末なのです。
【ファブレットの魅力2】Webページの閲覧がスムーズ
実際の使用シーンにおけるメリットとしてまず挙げられるものは、やはり画面の大きさによる視認性の高さでしょう。スマホでパソコン用につくられたWebページを閲覧していると、文字が小さく読みづらかったり、思うようにリンクをタッチできなかったりする場面があります。毎回ズームインするのは面倒で、ストレスになりやすい部分でした。
ファブレットの大画面であれば、ブログやSNSのチェックもスムーズにでき、従来よりも目が疲れません。文字が読みやすく、ボタンもタッチしやすいため、お年寄りやスマホ初心者の方にも操作しやすいメリットがあります。
【ファブレットの魅力3】テキスト入力がしやすい
ファブレットの大きさは、テキスト入力の場面でも活かされます。ファブレットを使用すると、フリック入力の誤タッチを減らせますし、横画面にすることでQWERTY入力もサクサク進みます。
さらに注目すべきポイントは、ファブレットとスタイラスペンの相性の良さです。大きな画面で、ノートにペンで字を書く感覚で快適に入力ができ、手書きメモや、手書きの日本語入力も楽々です。ビジネスシーンにおいては、スケジュール・タスク・連絡先・手書きメモなどを1つのファブレットで管理し、手帳代わりにすることもできるでしょう。
【ファブレットの魅力4】迫力の映像コンテンツが楽しめる
スマホで好きなアーティストのPVを見たり、映画を楽しんだりする方は多いと思います。映像コンテンツは、やはり画面サイズが大きければ大きいほど臨場感が増します。定額制の動画配信サービスが拡大してきた近年にあって、ファブレットは「いつでも」「どこでも」見たいコンテンツを楽しむことができる時代にぴったりの端末です。
また、スマホ向けゲームもファブレットの大画面上で行うと、より迫力があり、快適な操作感で楽しむことができるでしょう。
おわりに
ファブレットのたくさんの魅力についてご紹介しました。スマホの多機能化が進んだことで、1人1人の重視したいポイントも細分化しています。中には、大きい・重いというデメリットが気になる方もいるでしょう。
しかし、大きさや重さなどは、慣れでカバーできる部分です。ぜひ、気になった方は1度店頭でファブレットに触れてみてください。

Broad WiMAX通信編集部

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