ドコモ光とは、フレッツ光回線または、ケーブルテレビの設備を使ってドコモが提供するプロバイダ一体型の光インターネットサービスです。
ドコモ光は、携帯の会社がドコモならセット割引がある、メガブランドの安心感などのメリットがありますが、引っ越しなどさまざまな事情でドコモ光を解約することもあるでしょう。
とはいえ、いざ「解約しよう」と思っても、何からしていいのか分からないことも多いかと思います。
ここでは、ドコモ光の解約方法や解約金、おすすめの乗り換え先などを詳しく解説します。
本記事は2023年4月に作成されました。
現在の状況とは異なる可能性があることを予めご了承ください。

ドコモ光の解約手順を知ろう
ドコモ光を解約する場合、大まかに以下の3つのステップを踏みます。
ドコモ光の解約手順
- 解約を申請する
- 撤去工事を行う(必要な場合のみ)
- レンタル品を返却する
では、それぞれのステップについて細かく説明します。
ドコモ光の解約手順(1) 解約を申請する
まずは、ドコモに解約を申し込まないと解約はスタートしません。
解約を申し込む方法としては、「ドコモショップへ行く」と、「ドコモインフォメーションセンターに電話をする」2つの方法があります。
なお、Webからでは解約手続きはできません。
解約の申し込み時に必要なもの
解約の申し込みの際、ドコモ携帯電話の契約者なら「ネットワーク暗証番号」が必要です。
ドコモ携帯電話の契約者でない場合は「ドコモ光の契約ID(お客さまID)」も必要です。
ネットワーク暗証番号を覚えていなかったり、分からなかったりした場合は、契約者の生年月日でも解約手続きができます。
解約の申請方法1:ドコモショップへ行く
お住まいの場所から最寄りのドコモショップへ行き、対面で解約を申し込む方法です。契約にあまり詳しくない人や、話を聞いて解約を判断したい人におすすめです。
また、ドコモショップでの対面なら「電話が混んでいて繋がらない」といったトラブルも回避できます。
ドコモショップは2019年から予約制になっています。ドコモショップに行く場合は、まずショップに電話をして予約を取ってから来店しましょう。
解約の申請方法2:ドコモインフォメーションセンターへ電話をする
電話で解約を申し込む方法です。ショップまで足を運ぶ必要がないので、対面にこだわらないなら、電話での申し込みの方が便利です。
【ドコモの携帯電話からの場合】
(局番なし)151(無料)
受付時間:午前9時~午後8時(年中無休)
【一般電話などからの場合】
0120-800-000(携帯電話・PHSもOK)
受付時間:午前9時~午後8時(年中無休)
プロバイダの扱いには注意!
ドコモ光は、契約時に「ドコモnet」や「ぷらら」などプロバイダを選んでいます。通常は、解約時にプロバイダもドコモ光側で同時解約してくれます。
ただし、以下の点に注意しましょう。
(1) 「ドコモ光の単独タイプ」など一部の契約は、プロバイダの解約もこちらで行わなければいけない場合も
(2) プロバイダ独自のサービスは個別に解約が必要な場合も
(3) ドコモ光解約後、同じプロバイダを継続利用することも可能
(1)~(3)については、解約時に対応スタッフに確認すればスムーズな手続きができます。
ドコモ光の解約手順(2) 撤去工事を行う(必要な場合のみ)
解約の申し込みをしたら、必要に応じて光回線の撤去工事を行います。こちらは原則不要ですが、必要なケースもあるので、解約時に確認しましょう。撤去工事は、原則無料です。
なお、撤去工事の日程は、解約申請時での話し合いで決まります。工事業者の都合で時間がかかる場合もあるので、解約が決まったら、早めに担当者と相談することをおすすめします。
ドコモ光の解約手順(3) レンタル品を返却する
レンタルされているモデムやWiFiルーターを返却します。このとき、ついつい返却を忘れてしまったり、返却を怠る人もいらっしゃいます。
そんなときは、後になって料金を請求されるようなトラブルが起きてしまう場合があります。「立つ鳥跡を濁さず」の気持ちで、きちんと対応しましょう。
ドコモ光の解約時に必要な費用は?

ドコモ光の解約時に必要な費用について解説します。
ドコモ光では、解約時に以下のような費用が発生する可能性があります。
(1) 解約金(違約金)
(2) 開通工事費の残債(分割払いの場合)
(3) 撤去工事費
(4) レンタル品の返却料
ドコモ光の解約時に必要な費用(1)解約金(違約金)
ドコモ光の契約は、いわゆる「2年縛り」です。2年ごとに契約満了月が訪れ、解約の手続きをしない限り、自動更新となります。
そして、解約したい場合は解約金が必要になります。
解約金は、以下のとおりです。
2022年6月30日以前 | 2022年7月1日以降 | |
---|---|---|
戸建タイプ | 14,300円(税込) | 5,500円(税込) |
マンションタイプ | 8,800円(税込) | 4,180円(税込) |
ただし、契約更新月の当月・翌月・翌々月に限り、解約金が免除になります。
ドコモ光の解約時に必要な費用(2)開通工事費の残債(分割払いの場合)
ドコモ光を契約すると、光回線の開通工事を行う必要があります。
その際、開通工事費が必要になります。一括払いの時の料金は以下のとおりです。
戸建てタイプ | 19,800円(税込) |
---|---|
マンションタイプ | 16,500円(税込) |
この工事費は、契約時に一括払いで払う方法か、12~60回の分割払いで支払います。
解約時にこの分割払いを完済できていない場合は、解約時に残債を一括で支払う必要があります。
なお、現在ドコモ光は「新規工事料が無料!!」キャンペーンを行っています。このキャンペーンを利用してドコモ光を新規契約した場合は、解約時に工事費の残債を支払う必要はありません。
ドコモ光の解約時に必要な費用(3) 撤去工事費
撤去工事費は、解約に伴って回線を撤去する工事です。原則無料となっていますが、 修復工事等が必要な場合があり、その場合は有料になります。あらかじめ確認しておきましょう。
ドコモ光の解約時に必要な費用(4) レンタル品の返却料
レンタル品(WiFiルーターやモデムなど)を返送する費用がかかります。
ドコモ光への返送は、返送キットが届いて着払いで送ることができるので、返送料は原則としてかかりません。
しかし、プロバイダからレンタルしている場合は、場合によっては返送料を自己負担しなければならないときもあります。その場合、返送料は1,000円程度です。
いずれにしろ、解約時にしっかりと確認しましょう。
ドコモ光をおトクに解約するには?
ドコモ光を解約すると、タイミングによっては解約金などを支払う必要があると分かりました。では、ドコモ光をおトクに解約するにはどうしたらいいのでしょうか。
その秘けつは、
(1) 契約更新月のタイミングで解約をする
(2) 乗り換え先のキャッシュバックを利用する
の、2つのポイントを押さえることにあります。
それぞれについて、解説しましょう。
おトクに解約する方法(1) 契約更新月のタイミングで解約をする
前項で説明したとおり、ドコモ光の基本契約は「2年縛り」です。
解約する場合の解約金は、戸建タイプで5,500円~14,300円(税込)、マンションタイプで4,180円~8,800円(税込)が必要になります。
この解約金は、契約満了月の当月・翌月・翌々月の3ヶ月に限り、かかりません。ドコモ光をおトクに解約するには、この3ヶ月の期間を見逃さないようにしましょう。
例えば、2022年4月にドコモ光を契約した場合、契約満了月は2年後の2024年4月となります。ということは、解約金がかからないタイミングは、2024年4月~6月の3ヶ月間です。
おトクに解約する方法(2) 乗り換え先のキャッシュバックを利用する
ドコモ光を解約する人のほとんどは、他社のインターネットサービスへの「乗り換え」を検討していると思います。
インターネットプロバイダは群雄割拠の時代で、多くの会社が、他社からの乗り換えを誘導する目的で、キャッシュバックなどのキャンペーンを行なっています。
このキャンペーンを利用して、ドコモ光の解約にかかるコストを相殺するのです。
また、乗り換え先のネットサービスで必要な「初期費用」などを念頭に入れ、使い勝手の良さなども加味し、比較検討することをおすすめします。

ドコモ光からのおすすめの乗り換え先は?
ドコモ光は解約するとして、乗り換え先のインターネットプロバイダはどこがいいのでしょうか。
当サイトが推奨するおすすめの乗り換え先は、GMOとくとくBB WiMAXです。
GMOとくとくBB WiMAXは「乗り換えキャンペーン」開催中でおトク!
GMOとくとくBB WiMAXでは現在、「とくとくBB WiMAXの限定特典」を開催中です。
GMOとくとくBB WiMAXの「とくとくBB WiMAXの限定特典」は、以下の3つの特典があります。
(1) 最大49,000円キャッシュバック!
現在利用中のインターネットサービスの契約解除料(解約金)を、最大49,000円(非課税)負担してくれます。
ドコモ光の解約金は戸建タイプで5,500円~14,300円(税込)、マンションタイプで4,180円~8,800円(税込)なので、全額カバーできます。(※1)
つまり、契約更新月を待たなくてもいつでも気軽に解約して乗り換えることができるのです。
(2) 月額料金値引き
GMOとくとくBB WiMAXでは最大1,749円(税込)割引きキャンペーンを行っているため、お得に利用することができます。
月額料金引きの総額は、56,914円(税込)相当なのでコスト削減ができます。(※2)
また、GMOとくとくBB WiMAXはモバイル回線を使うインターネットサービスなので、工事費用もかかりません。
(3)解約違約金0円!
GMOとくとくBB WiMAXはいつ解約しても、高額な違約金が不要です。
違約金がないことから安心してWiMAXを利用できます。
(※1)
・「GMOとくとくBB WiMAX +5G ギガ放題(2年)接続サービス」をお申込み後、解約違約金キャッシュバック申請フォームにて本特典のお申込みをされた方
・「GMOとくとくBB WiMAX +5G ギガ放題(2年)接続サービス」のお申込み時に、ADSL/光回線/ケーブルTV/モバイルWiFiなどの他社インターネット回線(以下「他社サービス」とします)を利用していること
・他社サービス解約時に解約違約金等の支払いが発生する方
・安心サポートプラス、MyBroadサポートのオプションサービスにご加入ください。
・「GMOとくとくBB WiMAX +5G ギガ放題(2年)接続サービス」のお申込みからWiMAXの端末発送月を1ヶ月目として3ヶ月目の末日までに他社サービスを解約し、当社指定の方法で他社サービスの解約違約金明細の写真をご提出いただくこと
(※2)
・1ヶ月~24ヶ月:1,749円値引き、25ヶ月~35ヶ月:1,199円値引き
他にもいろいろ!GMOとくとくBB WiMAXのメリット
GMOとくとくBB WiMAXをおすすめする理由は、単に乗り換えキャンペーンをしているからだけではありません。
GMOとくとくBB WiMAXには以下のようなメリットが豊富にあり、ドコモ光からの乗り換え後のインターネットライフをさらに豊かにしてくれます。
GMOとくとくBB WiMAXのメリット(1) 工事不要ですぐ使える
GMOとくとくBB WiMAXは、モバイル回線を使ったインターネットサービスなので、引き込み工事をする必要がありません。申し込みはネットで完結し、機器が届いたその日から利用が可能です。
光通信のような「申し込んでも工事待ちで時間がかかる」というタイムラグも発生しないので、乗り換え後にすぐ使うことができます。
GMOとくとくBB WiMAXのメリット(2) 高速回線
GMOとくとくBB WiMAXは、高速モバイルインターネットのWiMAX2+を始め、au 4GLTE、au5Gの3回線を自動切り替えし、常に最適な通信環境を提供してくれます(※1)。
回線速度は、下り最大速度2.7Gbpsを達成しています(※2)。
GMOとくとくBB WiMAXのメリット(3) 料金プランがリーズナブル
GMOとくとくBB WiMAXの料金プランは、迷わない1プランのみ。
現在はキャンペーン中で、月額3,553円で利用できます。WiMAX陣営の中でも“月額最安級”のリーズナブルさです(各通信事業者のHPで公表されているWiMAX+5Gサービス15社の月額基本料の比較において。自社調べ(2023年4月時点))。(※3)
GMOとくとくBB WiMAXのメリット(4) 通信速度制限の変更で、より快適な「実質無制限」に
WiMAXのデータ容量は、これまで直近3日間の通信量が合計15GB以上の場合、通信速度が一律に制限されていました。
しかし、昨今のコンテンツの大容量化、リモートワーク需要等に合わせ、より快適に利用できるよう通信速度制限方法が2022年2月1日に変更されました(※4)。
コロナ禍以降、リモート授業やリモートワークの機会が多くなりましたが、室内で、速度制限を気にせずに安心してネットに接続できます。
(※1) 5Gは一部地域での提供となります。
(※2) 接続機器使用時の通信速度は、通信環境等により異なります。下り最大速度2.7Gbpsは一部地域(5G地域)での提供となります。
本サービスはベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。エリア内であっても、利用環境、回線の状況等により大幅に低下する場合があります。通信速度は機器の能力に依存します。通信速度は、今後、速度低下も含め、変更になる可能性があります。
(※3) 契約時には別途、機種代金と事務手数料3,300円(税込)が必要です。
(※4) エリア混雑状況やネットワークの継続的な高負荷などが発生した場合、状況が改善するまでの間、サービス安定提供のための速度制限を行う場合があります。
GMOとくとくBB WiMAXのWiFiルーターは、ホームルーターとモバイル型WiFiで選べる
ドコモ光からの乗り換えにおすすめのGMOとくとくBB WiMAX。WiFiルーターは、据え置き型の「ホームルーター」と、室内・屋外どちらでも使える「モバイル型WiFi」から選べます。
ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」
GMOとくとくBB WiMAXの最新型ホームルーターは「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」です。
WiFiは、802.11a/b/g/n/ac/axと幅広く対応しているので、古いデバイスでも新しいデバイスでもWiFiと接続できます。
周波数帯は2.4GHzと5GHzの両対応なので、デバイス側で2.4GHzと5GHzを使い分けることができます。
最大同時接続台数は30台と、デバイスを複数接続してもまったく問題ありません。またWi-Fi6 2ストリーム対応なので、安定したネット環境を実現してくれます。
モバイル型WiFi「Speed Wi-Fi 5G X11」
GMOとくとくBB WiMAXの最新モバイル型WiFiは、「Speed Wi-Fi 5G X11」です。
約174gと軽量で、持ち運びに大変便利。4,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、外出先の長時間使用でも安心です。
WiFiは、802.11a/b/g/n/ac/axと幅広く対応しているので、古いデバイスでも新しいデバイスでもWiFiと接続できます。周波数帯は2.4GHzと5GHzの両対応なので、デバイス側で2.4GHzと5GHzを使い分けることができます。
外出先はもちろん、室内でもそのまま利用できます。室内利用なら、アンテナ内蔵のクレードルがあれば通信品質がより安定し、自動で充電してくれるのも便利です(クレードルは有料オプション)。
現在GMOとくとくBB WiMAXでは「オプション無料サービス」を行っており、安心サポートやスマホトラブルサポートが最大2ヶ月間無料、またインターネット安心セキュリティが12ヶ月間無料のサービスを開催しています。
ドコモ光の解約後、新しいネット環境で安心してスマホやWiMAX端末を使いたいとを思っている方は、検討してみてはいかがでしょうか。
「オプション無料サービス」については、こちらをご参照ください。
まとめ
ドコモ光を解約するのは、正しい手順を知っていればそれほど難しいことではありません。
ただ、「いま解約したい」と思っても、解約料が発生しないタイミングは、2年縛りの場合、契約してから2年後しか回ってきません。
そんなときは、新しく乗り換えるプロバイダのキャッシュバックを狙うのが、もっともおトクな解約方法といえます。
また、新しくインターネットサービスを乗り換える場合は、GMOとくとくBB WiMAXのような、工事の必要がなく契約後すぐ使えるような、モバイル回線のサービスをおすすめします。

【監修者】
坂倉 泰之(さかくら・やすゆき)
株式会社ビットリンク代表。
名古屋を拠点にエンジニアとして活躍。高い知見と旺盛な好奇心でIT業界全般に詳しい。