auひかりは、KDDIが提供している光インターネット回線の名称です。
今まで、auひかりを使っていても、引越しなどさまざまな事情で、auひかりを解約することもあるでしょう。
とはいえ、いざ「解約しよう」と思っても、何からしていいのか分からないことも多いかと思います。
ここでは、auひかりの解約方法や解約金、おすすめの乗り換え先などを詳しく解説します。
本記事は2022年4月5日に作成されました。
現在の状況とは異なる可能性があることを予めご了承ください。
auひかりの解約手順
auひかりを解約する場合、大まかに以下の3つのステップを踏みます。
auひかりの解約手順
- プロバイダに解約を申請する
- 撤去工事を行う(必要な場合のみ)
- レンタル品を返却する
では、それぞれのステップについて細かく説明します。
解約手順(1) プロバイダに解約を申請する
まずは、auひかりの解約を申し込みましょう。
「auひかり」というと、auショップやMy auの窓口に足を運びそうになりますが、auひかりの解約は、auひかりのサービスを契約しているプロバイダに連絡して行います。
auショップ・My auからは解約を受け付けていません。
auひかり解約のプロバイダ連絡先
auひかりのプロバイダ契約が「au one net」の場合
■KDDIお客さまセンター
一般電話から:0077-7068(通話料無料)
オペレーター対応時間:9:00~18:00
上記番号が利用できない場合:0120-22-0077(通話料無料)
auひかりのプロバイダ契約が「au one net」以外の場合(@nifty、BIGLOBE、ASAHIネットなど)
各提携プロバイダまで問い合わせ(リンク参照)。
なお、ASAHIネット、DTI、So-netに関しては、WEB上で解約の手続きが可能です。「電話がつながらない」といった場合もあるので便利です。
解約手順(2) 撤去工事を行う(必要な場合のみ)
解約の申し込みをしたら、必要に応じて光回線の撤去工事を行います。こちらは原則、2018年3月1日以降にホームタイプで契約した、戸建て向けの「ホームタイプ」のユーザーが対象です(撤去工事はKDDIが行い、立ち合いも必要です)。
撤去工事費は、集合住宅用の「マンションタイプ」には発生しません。ただ、アパートやマンションでも、建物の制約などにより、ホームタイプでインターネットをひいている場合もあります。事前に確認しましょう。
解約手順(3) レンタル品を返却する
レンタルされているモデムやWiFiルーターなどの機器を返却します。プロバイダごとの契約プランや内容によって、返却する機器の種類や数は違うので、 解約の申し込み時に、しっかりと確認しましょう。
解約の申し込み後、着払い伝票が送られてくるので、機器を梱包して 伝票を貼付し、返送しましょう。
返送するレンタル品の例
- ONU(回線終端装置)
- ホームゲートウェイ
- VDSL モデムまたはG.fast モデム
- WiFiルーター(または無線カード)
- 同軸ケーブルモデム
- ACアダプター
- セットトップボックス
なお、レンタル品の返却をつい忘れてしまったり、面倒になって送りそびれてしまう人もいます。そんなときは、違約金が発生したりと後々のトラブルの元になるので、ちゃんと対応するようにしましょう。
auひかりの解約時に必要な費用は?
auひかりの解約時に必要な費用について解説します。
auひかりでは、解約時に以下のような費用が発生する可能性があります。
(1) 解約金(違約金)
(2) 撤去工事費
(3) 開通工事費の残債
(4) レンタル機器の返送料
(5) 高速サービス解除料
解約時に必要な費用(1) 解約金(違約金)
auひかりの契約には、いわゆる「3年縛り」「2年縛り」「縛りなし」と、さまざまなプランがあります。そして契約期間中にauひかりを解約したい場合、解約金(違約金)として契約解除料が発生します。
auひかりの契約解除料の一覧
ホームタイプ | マンションタイプ | ||||
---|---|---|---|---|---|
ずっとギガ得プラン | ギガ得プラン | 標準プラン | お得プランA | 標準プラン | |
契約期間 | 3年間 | 2年間 | なし | 2年間 | なし |
解除料(解約金) | 16,500円(税込) | 10,450円(税込) | なし | 7,700円(税込) | なし |
2年ごとに契約満了月が訪れ、解約の手続きをしない限り、自動更新となります。
そして、解約したい場合は解約金が必要になります。
なお、この解除料は「更新月」に該当する期間に解約すれば免除になります。
解約時に必要な費用(2) 撤去工事費
auひかりを導入した際に引き込んだ光ファイバー回線を撤去する工事費用です。
対象となるのは「2018年3月1日以降にホームタイプでの契約」で、金額は31,680円(税込)です。これは、後述する「更新月での解約」でも免除されない費用となります。
なお、集合住宅用の「マンションタイプ」ではこの撤去工事費用は発生しません。
ただし、マンションやアパートにお住まいでも、建物の制約などにより、ホームタイプで契約している場合もあります。必ず事前に確認をしましょう。
解約時に必要な費用(3) 開通工事費の残債
auひかりでは、契約時にauの光ファイバー回線の引き込み工事を行う必要があります。
その際、開通工事費が必要になります。
auひかりの開通工事費は、以下のように「一括払い」「分割払い」を選択できます。
対象サービス | 工事に関する初期費用 | プラン |
---|---|---|
auひかりホーム | 41,250円(税込) | 一括払い |
23回分割払い | ||
35回分割払い | ||
60回分割払い | ||
auひかりマンション | 33,000円(税込) | 一括払い |
23回分割払い |
※参考:https://www.au.com/information/topic/internet/2021-002/
auひかりを解約するにあたって、もし開通工事費の分割払いが完済してない場合は、残債を解約時に支払う必要があります。
ここで問題になるのは、auひかりでネットと電話を同時申し込みした際などに適用される「初期工事費用無料キャンペーン」で契約したケースです。
このキャンペーンは、「月額利用料から初期費用相当額を割引する」というもので、その毎月の割引額は、分割払いの回数に応じた金額となります。
つまり、分割払いを完了していないタイミングでauひかりを解約すると、「残った分割払い回数分の開通工事費の残債」を、一括して支払う必要があるのです。
解約時に必要な費用(4) レンタル品の返却料
前項でも説明したとおり、auひかりを解約すると、WiFiルーターやモデムなどのレンタル品を返送する費用がかかります。
返送にあたっては、着払いの伝票が送られてくるので、基本的に料金はかかりません。ただし、レンタル品を包む緩衝材や、梱包用の箱などはこちらの方で用意しなければなりません。
また、当然ですが返送を忘れたり怠ったりしてレンタル品を後から送る場合は、契約者の実費負担でレンタル品を返送することになります。
解約時に必要な費用(5) 高速サービス解除料
auひかりホームで「5ギガプラン」「10ギガプラン」を契約している場合、最低利用期間は12カ月となっています。
そのため、契約から12か月以内に解約すると「高速サービス解除料」として2,750円(税込)が発生します。
※参考:https://www.au.com/support/service/internet/procedure/contract/kousoku/
auひかりをおトクに解約するには?

auひかりの解約に際しては、解約金や撤去工事費などの料金が発生することがお分かりいただけたと思います。
では、auひかりをおトクに解約するにはどうしたらいいのでしょうか。
その秘けつは、
(1) 契約更新月のタイミングで解約をする
(2) 乗り換え先のキャッシュバックを利用する
の、2つのポイントを押さえることにあります。
それぞれについて、解説しましょう。
おトクに解約する方法(1) 契約更新月のタイミングで解約をする
前項で説明したとおり、auひかりの「3年縛り」「2年縛り」のプランには、解約金(違約金)として契約解除料が発生します(標準プランでは発生しません)。
auひかりの契約解除料の一覧
ホームタイプ マンションタイプ ずっとギガ得プラン ギガ得プラン 標準プラン お得プランA 標準プラン 契約期間 3年間 2年間 なし 2年間 なし 解除料(解約金) 16,500円(税込) 10,450円(税込) なし 7,700円(税込) なし
しかし、3年または2年ごとに訪れる「更新月」には、この解約金(違約金)が免除されます。この更新月は3ヶ月間設定されています。
ホームタイプ マンションタイプ ずっとギガ得プラン ギガ得プラン お得プランA 契約期間 3年自動更新 2年自動更新 2年自動更新 更新月
(契約解除料が
免除される)1回目 36・37・38ヶ月目 24・25・26ヶ月目 24・25・26ヶ月目 2回目 72・73・74ヶ月目 48・49・50ヶ月目 48・49・50ヶ月目 3回目 108・109・110ヶ月目 72・73・74ヶ月目 72・73・74ヶ月目
この解約金は、契約更新月の当月・翌月・翌々月の3ヶ月に限り、かかりません。auひかりをおトクに解約するには、この3ヶ月の期間を見逃さないようにしましょう。
例えば、2022年4月に2年縛りの「ギガ得プラン」の場合、契約更新月は2年後の2024年4月となります。ということは、解約金がかからないタイミングは、2024年4月~6月の3ヶ月間ということです。
たたし、この契約更新月の3ヶ月間で解約しても、 免除されるのは契約解除料のみです。前項で説明した、撤去工事費用(2018年3月1日以降にホームタイプでの契約で、金額は31,680円(税込))は 免除されるわけではないので注意しましょう。
おトクに解約する方法(2) 乗り換え先のキャッシュバックを利用する
auひかりを解約する人のほとんどは、他社のインターネットサービスへの「乗り換え」を検討していると思います。
現在、インターネットプロバイダの多くは、他社から乗り換えしやすいよう、キャッシュバックなどのキャンペーンを活発に展開しています。
このキャンペーンを利用すれば、auひかりの解約にあたって発生する可能性のある「解約金」や「撤去工事費」などのコストを相殺できる可能性があります。
加えて、乗り換え先のネットサービスで必要な「初期費用」なども念頭に入れて、使い勝手の良さなども考慮して比較検討することをおすすめします。
auひかりからのおすすめの乗り換え先は?
auひかりからの乗り換えを検討するとき、どのインターネットプロバイダが最適でしょうか。
当サイトが推奨するのは、Broad WiMAXです。
Broad WiMAXは「乗り換えキャンペーン」開催中!
Broad WiMAXでは現在、auひかりの解約に伴って発生する解約料を補填できる「契約解除料還元のお乗換えキャンペーン」を開催中です(※1)。
Broad WiMAXの「契約解除料還元のお乗換えキャンペーン」は、以下の2つの特典があります。
(1) auひかりの解約料を全額負担
現在利用中のインターネットサービスの契約解除料(解約料)を、最大19,000円(非課税)負担してくれます。
auひかりの解約金は、もっとも高額な「ずっとギガ得プラン」でも10,450円(税込)なので、解除料が免除される「更新月」を待たなくても、解約したいタイミングで乗り換えることができます。(※2)
(2) Broad WiMAXは初期費用0円で乗り換え負担が軽減
Broad WiMAXでは通常、初期費用20,743円(税込)がかかります。しかし、現在Webフォームからの申し込みでこの初期費用が0円になります。
また、Broad WiMAXはモバイル回線を使うインターネットサービスなので、工事費用もかかりません。プロバイダ乗り換えにかかる初期コストを、大幅にカットすることができます。
(3) 全てのインターネット回線が対象
光回線はもちろん、ケーブルTV、ADSL、モバイル型WiFiなど全てのインターネット回線が対象となります。
(※1)
・現在利用中のインターネットのご契約者名義でお願いします。
・ギガ放題プラスDX(3年)プラン、ギガ放題プラス(2年)プラン、ギガ放題月額最安プランをお申込みください。
・お支払いはクレジットカードでお願いします。
・安心サポートプラス、MyBroadサポートのオプションサービスにご加入ください。
・「お乗換えキャンペーンを希望する」にチェックをお願いします。
(※2)現在ご利用中のインターネットサービスにおける端末分割代金や工事費の残債はキャンペーン対象外です。
ほかにもいろいろ!Broad WiMAXのメリット
Broad WiMAXをおすすめする理由は、単に乗り換えキャンペーンをしているからだけではありません。
Broad WiMAXには以下のようなメリットが豊富にあり、auひかりからの乗り換え後のインターネットライフをさらに豊かに彩ってくれます。
Broad WiMAXのメリット(1) 工事不要ですぐ使える
Broad WiMAXは、モバイル回線を使ったインターネットサービスなので、引き込み工事をする必要がありません。申し込みはネットで完結し、機器が届いたその日から利用が可能です。
光通信のような「申し込んでも工事待ちで時間がかかる」というタイムラグも発生しないので、乗り換え後にすぐ使うことができます。
Broad WiMAXのメリット(2) 高速回線
Broad WiMAXは、高速モバイルインターネットのWiMAX2+を始め、au 4GLTE、au5Gの3回線を自動切り替えし、常に最適な通信環境を提供してくれます(※1)。
回線速度は、下り最大速度2.7Gbpsを達成しています(※2)。
Broad WiMAXのメリット(3) 料金プランがリーズナブル
Broad WiMAXの料金プランは、ギガ放題プラスDX(3年)プラン、ギガ放題プラス(2年)プラン、そしてギガ放題プランの3プランから選べます。
現在はキャンペーン中で、ギガ放題プラスDX(3年)プランは最大3ヶ月月額2,090円(税込)で利用できます。WiMAX陣営の中でも“月額最安級”のリーズナブルさです(各通信事業者のHPで公表されているWiMAX+5Gサービス15社の月額基本料の比較において。自社調べ(2022年3月時点))。(※3)
初期費用は通常時20,743円ですが、現在は「契約解除料還元のお乗換えキャンペーン」により「0円」となることも魅力です。
Broad WiMAXのメリット(4) 通信速度制限の変更で、より快適な「実質無制限」に
Broad WiMAXのデータ容量は、これまで直近3日間の通信量が合計15GB以上の場合、通信速度が一律に制限されていました。
しかし、昨今のコンテンツの大容量化、リモートワーク需要等に合わせ、より快適に利用できるよう通信速度制限方法が2022年2月1日に変更されました(※4)。
コロナ禍以降、リモート授業やリモートワークの機会が多くなりましたが、速度制限を気にせずに安心してネットに接続できます。
(※1)5Gは一部地域での提供となります。
(※2)接続機器使用時の通信速度は、通信環境等により異なります。下り最大速度2.7Gbpsは一部地域(5G地域)での提供となります。
本サービスはベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。エリア内であっても、利用環境、回線の状況等により大幅に低下する場合があります。通信速度は機器の能力に依存します。通信速度は、今後、速度低下も含め、変更になる可能性があります。
(※3)契約時には別途、機種代金と事務手数料3,300円(税込)が必要です。
(※4)エリア混雑状況やネットワークの継続的な高負荷などが発生した場合、状況が改善するまでの間、サービス安定提供のための速度制限を行う場合があります。
Broad WiMAXのWiFiルーターは、ホームルーターとモバイル型WiFiで選べる
auひかりからの乗り換えにおすすめのBroad WiMAX。WiFiルーターは、据え置き型の「ホームルーター」と、室内・屋外どちらでも使える「モバイル型WiFi」から選べます。
ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」
Broad WiMAXの最新型ホームルーターは「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」です。
WiFiは、802.11a/b/g/n/ac/axと幅広くに対応しているので、どんなデバイスでも WiFiと接続できます。周波数帯は2.4GHzと5GHzの両対応なので、デバイス側で2.4GHzと5GHzを使い分けることができます。
最大同時接続台数は40台と、ガジェットを複数接続してもまったく問題ありません。またWi-Fi6 4ストリーム対応なので、安定したネット環境を実現してくれます。
モバイル型WiFi「Speed Wi-Fi 5G X11」
Broad WiMAXの最新モバイル型WiFiは、「Speed Wi-Fi 5G X11」です。
約174gと軽量で、持ち運びに大変便利。4,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、外出先の長時間使用でも安心です。
WiFiは、802.11a/b/g/n/ac/axと幅広く対応しているので、どんなデバイスでも WiFiと接続できます。周波数帯は2.4GHzと5GHzの両対応なので、デバイス側で2.4GHzと5GHzを使い分けることができます。
外出先はもちろん、室内でもそのまま利用できます。室内利用なら、アンテナ内蔵のクレードルがあれば通信品質がより安定し、自動で充電してくれるのも便利です(クレードルは有料オプション)。
また現在、Broad WiMAXでは「2台同時お申し込みキャンペーン」も開催中です。キャンペーンを利用すれば、5,000円割引になります。
auひかりの解約後、新しいネット環境で「屋内でも屋外でも快適に使いたい」と希望される方は、モバイル型WiFiの“2台持ち”を検討してみてはいかがでしょうか。
「2台同時お申し込みキャンペーン」については、こちらをご参照ください。
まとめ
auひかりは、独自の光ファイバー回線を使っていることもあり、フレッツ光や光コラボなどの光回線を使ったサービスとは解約するときのポイントが若干異なります。
とはいえ、手順を知っていれば、それほど難しいことはありません。
解約にあたっては、乗り換え先のキャッシュバックなどのキャンペーンを活用し、少しでもおトクに済ませたいものです。そのとき、この記事が参考になっていれば幸いです。
【監修者】
坂倉 泰之(さかくら・やすゆき)
株式会社ビットリンク代表。
名古屋を拠点にエンジニアとして活躍。高い知見と旺盛な好奇心でIT業界全般に詳しい。

Broad WiMAX通信編集部

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