最近はタブレットの性能も高まり、ノートパソコンの代わりにタブレットを使用する方も多くいらっしゃるかと思います。しかし、タブレットとノートパソコンにはそれぞれ異なった特徴があるため、使用用途によって選ぶ必要があります。そこで今回は、タブレットとノートパソコンを比較しました。
本記事は2015年5月18日に作成されました。
現在の状況とは異なる可能性があることを予めご了承ください。
操作性の違いを比較
タブレットとノートパソコンの最大の違いは操作方法です。マウスやキーボードを使用して操作するノートパソコンに対し、タブレットはパネルをタッチして操作します。ノートパソコンの場合、キーボードやマウスを使用することが可能なため、書類の作成やメールの文字入力などの作業に適しています。また、ノートパソコンは外部端子を搭載しているため、プリンターやプロジェクターなどに簡単に接続することができます。
タブレットの場合、タッチ操作のため手軽に使用することができ、簡単な指の操作で画面の縮小や拡大を行うことが可能です。持ち方によって、画面の角度を変えることが可能なため、複数の人と画面を見る際などに役に立つでしょう。タブレットはキーボードが搭載されていないため、文字入力を行う作業などは適していませんが、Bluetoothキーボードを取り付けることにより文字入力が行いやすくなります。また、タブレットは、ノートパソコンと比較して、起動に時間がかかりません。ボタンを押すだけでアプリを起動させることができます。
持ち運びやすさとバッテリーの持ちを比較
ノートパソコンはタブレットと比較して、ACアダプタなどの付属品も持ち歩かなければならないため重くなり、荷物もかさばります。一方タブレットは、軽くて薄いため持ち運びに適しており、置き場所にも困りません。そのため、外出先での作業を手軽に行うことが可能です。
バッテリーの持ちの良さは製品によって異なるものの、ノートパソコンはACアダプタを使用することを前提に作られています。そのため、終日を通して、バッテリーのみで使用することができるノートパソコンはあまり存在しません。また、長時間利用することが可能なバッテリーを搭載することによって、ノートパソコンの厚みは増し、さらに重さも増えてしまいます。タブレットの場合、消費電力が少ないため小型バッテリーにも関わらず長時間の利用することができます。
本体価格と通信費用を比較
タブレットとノートパソコンの本体価格は、機能やメモリ数によって異なりますが、タブレットは約1万円から5万円、ノートパソコンは約4万円から20万円の間で購入することが可能です。また、外出先で使用する場合、インターネット環境を用意しなくてはなりません。
タブレットには、Wi-Fiを使用した通信機能を持つ機種と、電話回線を使用した機種があります。Wi-Fiを利用した機種の方が本体価格を安く抑えることができ、月々の通信費用を支払う必要もありません。電話回線の通信機能を持つ機種は、携帯電話会社と契約しなくてはなりません。そのため、大手キャリアなら月々8,000円前後の通信費を支払う必要があります。
また、SIMフリーのタブレットを使用することによって、月々の通信費用を安くすることが可能です。これは、大型電気店などで販売されている「SIMカード」をタブレットに差し込んで使用します。携帯電話会社を通さずに使用することができるため、月々1,000円前後の支払いで使用することができます。
一方、ノートパソコンを外出先で使用する場合、「無線LAN」の契約をしなくてはなりません。無線LANは、モバイル通信会社と契約する必要があります。例をあげると、24時間あたり467円(税抜)のWi-Fiスポットなどがあります。
おわりに
タブレットとノートパソコンは、操作方法や通信費用など特徴が異なります。そのため、自分のライフスタイルや、ビジネスシーンにおいてどのような作業をするかを考慮して選ぶ必要があります。タブレットとノートパソコンの購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

Broad WiMAX通信編集部

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