PCやスマートフォンに続き、新たなデバイスとして注目されているタブレット端末。ラップトップ型のPCよりも持ち運びが楽で、スマートフォンよりも画面が大きく操作がしやすいため、他のデバイスとは違った使い方が可能です。
タブレットは、パソコンやスマートフォンと同様、機種によって特徴が異なります。タブレットを購入する際は、それぞれの機種の特徴をしっかりと把握した上で最適なタブレットを選ぶ必要があります。
では、どのような点を意識してタブレットを選べば良いのでしょうか。今回は、失敗しないタブレット端末の選び方を用途別にご紹介いたします。
【ビジネス】営業用ツールとして活用したい場合
近年、営業用のツールとしてタブレットを持ち歩くビジネスマンが増えました。紙の資料を大量に持ち歩くよりも荷物が軽くなることはもちろん、ラップトップPCよりも起動が早く、商談相手と画面を共有しやすくなる点もタブレットの大きなメリットです。
営業用のツールとして利用する際は、タブレットの大きさに注意してください。カバンの中に入れて持ち歩くことを考慮すると、選ぶタブレットは軽くて小さめのものが良いといえます。画面サイズは、5インチや7インチがおすすめです。
【ビジネス】資料を作成したい場合
営業用ツールとしてではなく、資料作成などの業務にタブレットを活用したい場合は、機能やOSに着目しましょう。WindowsのOSが搭載されたタブレットであれば、WordやExcel、PowerPointなどのMicrosoft Officeのソフトウェアも使用できます。また、PCと同じ感覚で使用できるタブレットも登場しています。
例えばMicrosoftのsurfaceシリーズは、PCも匹敵する機能を搭載しながらもサイズは非常にコンパクトです。外出先でもストレス無く資料作成に着手できることでしょう。
【プライベート】音楽や動画を楽しみたい場合
音楽や動画をタブレットで楽しみたい場合は、OSと記憶容量に着目してください。例えばiOSが搭載されたiPadであれば、メインコンピューターのiTunes内にある音楽や動画を入れて持ち歩くことができます。iOS特有の高い操作性も大きなポイントです。
大量の音楽や映像を持ち歩く場合は、記憶容量が多いものを選ぶと良いでしょう。iPadの場合、本体に搭載されている記憶容量は多いものの、SDカードを挿入することはできません。一方でAndroidタブレットやWindowsタブレットの場合はSDカードに対応しているため、好きな容量を本体に追加することができます。持ち歩くデータの容量に合わせて選ぶことをおすすめします。
【プライベート】アプリでゲームを楽しみたい場合
アプリでゲームを楽しみたい場合も、音楽や動画をタブレットで楽しみたい場合と同様、OSと記憶容量に着目すると良いでしょう。
アプリ関連サービス機関が発表したレポートによると、2014年に最もアプリ登録数の多かったアプリストアは「Google Play」でした。そのため多種多様なアプリを楽しみたい方には、「Google Play」と親和性が高いAndroidのタブレットがおすすめです。
大容量のゲームアプリを楽しみたい方や大量のゲームアプリをダウンロードしたい方は、外部メモリーに対応しているか否かもチェックしておきましょう。
【プライベート】読書用として使いたい場合
電子書籍の台頭により、タブレットで読書をするユーザーも増えてきています。そんな中、特に読書向きであるタブレットが、AmazonのKindleシリーズです。
Kindleシリーズの機種には電子ペーパーの一種である「E Inkディスプレイ」が搭載されているため、文字がはっきりと表示されます。そして、PCを介さずに書籍や新聞をダンロードできる点も大きな魅力です。
おわりに
今回は、失敗しないタブレット端末の選び方を用途別にご紹介しました。まずは、自身のライフスタイルを一度振り返ってみましょう。その上で、タブレットの使用シーンを想像し、適したタブレットを選ぶことがタブレット選びに失敗しないための重要なポイントです。上記の内容をご参考に、目的に合ったタブレットを選んでください。

Broad WiMAX通信編集部

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