テザリングの通信量はどれくらい?つけっぱなしにしたときの通信料や注意点も解説!

テザリングの通信量を確認しよう!注意点を解説します!
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ビジネスでの出張先や外出先、プライベートでの旅行先などで「WiFiに繋ぎたい」「インターネットを使いたい」と思ったことが、皆さんも一度はあると思います。

無料WiFiスポットが増えたといっても、まだ限定的です。外出先でノートPCをインターネット接続したいけれど、WiFiスポットがない。そんな時に役立つのが『テザリング』です。

テザリングは、スマートフォンやタブレットをWiFiルーターにし、ノートPCやゲーム機器といったWiFi対応のガジェットをインターネット接続する技術です。

テザリングはスマートフォンのオプションサービスとして各キャリアから提供されており、事前に契約をしておけば、急にインターネットを使いたいときに重宝します。

今回は、このテザリングについて内容を解説すると共に、使用方法、使用時の注意点、メリット・デメリット、テザリングの利用量を説明していきたいと思います。

本記事は2022年4月4日に作成されました。
現在の状況とは異なる可能性があることを予めご了承ください。

目次

テザリングとは

テザリングとは、スマートフォンやタブレットをWiFiルーターにして、WiFi対応のパソコンやゲームなどとインターネット接続できる通信機能です。

WiFiルータ―のネットワーク環境がなかったり、モバイル型WiFiを持っていない時でも、いつも使っているお手持ちのスマートフォンさえあれば、インターネット回線を利用できる便利な方法です。

テザリングの3つの方法

テザリングの方法には3つの接続方法があります。各接続方法のメリットとデメリットを解説していきます。

テザリングの方法(1) WiFi接続

スマートフォンやタブレット(セルラー・モデル)の親機と、携帯ゲーム端末やWiFi型カメラなどの外部デバイスの子機をWiFiで接続することにより、外部デバイスでインターネットを利用できます。

WiFi接続テザリングのメリット

  • Bluetooth接続に比べ、通信スピードが速い
  • 無線接続なのでケーブルが不要
  • WiFi接続の可能な外部デバイスの種類が豊富
  • WiFi接続で同時に複数台の外部デバイスの接続が可能

WiFi接続テザリングのデメリット

  • スマートフォンのバッテリーの消費が激しい(Bluetooth接続よりも減りが早い)
  • USB接続に比べ、セキュリティに不安がある
  • パスワード設定が必要

テザリングの方法(2) Bluetooth接続

スマートフォン・タブレット(セルラー・モデル)の親機と、Bluetooth接続可能な外部デバイスの子機をBluetoothで接続することにより、外部デバイスでインターネットを利用できます。

自動車のカーナビなども、このBluetooth接続をすることが多いと思います。

Bluetooth接続テザリングのメリット

  • WiFi接続に比べ、スマートフォンのバッテリーの消費が少ない
  • 無線接続なのでケーブルが不要
  • WiFi接続で同時に複数台の外部デバイスの接続が可能
  • パスワード設定が不要

Bluetooth接続テザリングのデメリット

  • WiFi接続に比べ、通信スピードが遅い
  • USB接続に比べ、セキュリティに不安がある

テザリングの方法(3) USB接続

スマートフォン・タブレット(セルラー・モデル)の親機と、USBポートを搭載しているPCなどの外部デバイスの子機をUSBケーブルで直接接続することにより、外部デバイスでインターネットを利用できます。

USB接続テザリングのメリット

  • WiFi接続とBluetooth接続に比べ、通信スピードが速い
  • 充電しながらテザリングするのでスマートフォンのバッテリー消費を気にしなくても良い
  • WiFi接続とBluetooth接続に比べ、有線接続なのでセキュリティが高い
  • パスワード設定が不要

USB接続テザリングのデメリット

  • 無線接続ではないのでケーブルが必要(接続する外部デバイスのUSBポートにより使用するケーブルのタイプが異なる)

なお、WiFi接続とBluetooth接続はスマートフォン1台で、複数の外部デバイスをインターネット接続が可能ですが、USBテザリングで接続できるデバイスは1デバイスのみになります。

データ通信量の確認方法

テザリングで気になるのが、データ通信量です。テザリングは便利なので、ついつい使いすぎてしまう懸念があります。使い過ぎが気になったときは、データ通信量を確認しておきましょう。

ここでは、docomo、au、SoftBankの大手3大キャリアのデータ通信量の確認方法を解説していきます。

データ通信量の確認方法(1) docomo

  1. My docomo へログインします(アプリから、ブラウザから)
     ※ブラウザ版の場合 :https://www.nttdocomo.co.jp/mydocomo/
  2. トップページに当月のデータ通信量が表示されますので、確認してください
  3. 「データ通信量」を選択して、当月文と直近3日分のデータ通信量が表示されますので、確認してください

※(注意) テザリングで消費したデータ通信量のみ表示することはできないので注意しましょう。

データ通信量の確認方法(2) au

  1. My auアプリへログインします((アプリから、ブラウザから)
     ※ブラウザ版の場合 :https://www.au.com/my-au/
  2. 左下の「ホーム」アイコンを選択してください
  3. 「データ残量」の「詳細を見る」を選択するとデータ通信量が表示されますので、確認してください

※(注意) テザリングで消費したデータ通信量のみ表示することはできないので注意しましょう。

データ通信量の確認方法(3) SoftBank

  1. My SoftBank へログインします((アプリから、ブラウザから)
     ※ブラウザ版の場合 :https://www.softbank.jp/mysoftbank/
  2. 「メニュー」→「使用量の管理」を選択してください
  3. 「利用状況」の「詳細をみる」とデータ通信量が表示されますので、確認してください

※(注意) テザリングで消費したデータ通信量のみ表示することはできないので注意しましょう。

テザリングをつけっぱなしにしたときの通信量はどれくらい?

テザリングをつけっぱなしにしていても、接続先の端末が通信を行っていなければ通信量は0です。

WiFi編集部

通信をしていない状況とは、電源が入っていなかったり、WiFiを接続を切っている状態のことだね!

接続先のデバイスで通信を行っているときは、その利用具合によってかかる通信料はかわります。

用途別での通信量をまとめたので参考にしてみてください!

<LINEとZoomでの通信料>

スクロールできます
1時間5時間10時間24時間
LINE通話0.18GB0.9GB1.8GB4.32GB
LINEビデオ通話0.3GB1.5GB3GB7.2GB
Zoomビデオ通話0.6GB3GB6GB14.4GB
※ 使用する端末によって差は生じます。

<YouTubeで動画視聴での通信料>

スクロールできます
1時間5時間10時間24時間
中画質(360p)0.3GB1.5GB3GB7.2GB
中画質(480p)0.44GB2.2GB4.4GB10.56GB
標準(720p)1.1GB5.5GB11GB26.4GB
HD(1080p)2.2GB11GB22GB52.8GB
4K(4K)8.8GB44GB88GB211.2GB
※ 使用するデバイスと動画によって差は生じます。

上記のとおり、テザリングをつけっぱなしにしておくとスマホの通信容量は一気になくなってしまうので注意をしましょう。

WiFi編集部

普段からテザリングを頻繁にする人は、スマホのバッテリーも弱くなるので、副回線としてモバイルWiFiなどを使用するのもおすすめです。

テザリング使用時の注意点

テザリング使用時の注意点

注意点① 契約

スマートフォンを契約しているキャリアにもよりますが、基本的に今お使いのスマートフォンの契約で「テザリング・オプション」の追加契約が事前に必要になります。

使いたい時に、その場で契約というわけにはいきませんので、注意しましょう。

注意点② 通信制限

テザリングでどれくらい使うと速度制限になるかは、スマートフォンの使用を含めた通信量で決まります。というのも、テザリングはスマホのデータ量を使用して通信する方法だからです。

テザリングをどれくらい使うと速度制限になるかは、契約しているプランによって異なるわけです。

上段で解説した「通信量の確認方法」で、こまめに速度制限の目安をチェックして下さい。また、テザリングでインターネットを利用した場合、利用終了後はテザリングを切る習慣づけをしましょう。

うっかりと「つけっぱなし」をしてしまうと、大量のデータ通信量を知らず知らずのうちに浪費してしまうようなトラブルにもなりかねません。

テザリングで取り扱うデータ通信量について

スマートフォン自体とテザリングでタブレットを繋いだ場合では、画面の大きさが異なるため、その差でデータの通信量は2~10倍も増える場合があります。

スマートフォンの画面は4インチから5インチですが、タブレットだと10インチ程度になるので、単純に2倍程度になります。

液晶の画面サイズだけではなく、パソコン、タブレット向けのサイトはスマートフォンのようにデータ容量制限は考えていないため、特にショッピングサイトなどは巨大な画像が多数含まれていることがよくあります。

これが、データの容量が大幅に異なる理由で、特に動画を見ると差が顕著になります。動画で高画質だとスマホの10倍以上のデータ通信量が発生します。

テザリングでFire TV Stick(ファイヤーTVスティック)を使う場合

まず、Fire TV stickはWiFi環境がないと見る事ができない機器です。スマートフォンでテザリングを行えば、WiFi環境を作ることは可能です。

しかし、テザリングの通信速度が固定回線より遅く、使えるデータ使用量も少ないという問題があります。

Fire TV Stickをテザリングでネット接続し、映画のような長時間の動画鑑賞を行うのは、残念ながら非現実的だといえます。

そういった用途でWiFiを飛ばしたい場合は、モバイル型WiFiなどの端末の方をおすすめします。

注意点③ スマホのバッテリーの持ちが悪くなる

テザリングを行うと、スマホの充電の減りが早くなります。

スマホでは何も行わず、テザリングだけを行っている場合でもスマホの内部的には、電波を飛ばしたりと稼働しています。

また、テザリングを頻繁に行う場合は、バッテリーの消耗も早くなりやすいので注意が必要です。

テザリングのメリット・デメリット

テザリングは便利なものですが、その一方で、デメリットもあります。

ここでは、テザリングのメリットとデメリットにはどんなものがあるのかを、それぞれ説明します。

メリット

テザリング機能が使えるスマートフォンを持っていれば、ネット環境がなくてもPCや携帯ゲーム端末でなどの外部デバイスでインターネットが利用できるようになります。それが、テザリングの最大のメリットになります。

スマートフォンなら、今やほとんどの人が持っています。急にビジネスやプライベートなどの外出先で、ノート型PC、タブレット、携帯ゲーム端末でインターネットを使いたいときにはテザリングが役立ちます。

デメリット

通信料などの追加費用が発生するケースがある

テザリングを利用すると、当然スマートフォンのデータ通信量を利用してデータ量を消費することになります。

特に、PCやタブレットなどで動画を観る、バックグラウンドでWindowsアップデートやクラウドサービスの同期が行われるなどの状況下では、著しくデータ通信量が増加します。

そのため、携帯キャリアと契約している通信量の上限を超えて通信制限がかかったり、通信量の上限をアップするために追加料金が発生したりすることもあります。

また、テザリングは基本的にはオプションサービスです。携帯キャリアや契約状況によって異なりますが、月額300~500円程度の利用料金がかかります。

スマートフォンのバッテリー消耗が激しい

WiFiテザリングでは、常にアプリやWiFi機能などが複数稼働状態にあるため、スマートフォンのバッテリーの減りが大きくなります。

Bluetoothテザリングは速度が遅い分、比較的バッテリーの減りが少ないですが、それでもバッテリーが消耗することは間違いありません。

通信スピードが遅い

スマートフォンでインターネットを利用する場合と、モバイル型WiFiを利用する場合に比べて、テザリングの通信速度は遅くなります。

Bluetoothテザリングでは速度が特に遅いため、快適にインターネットが使えない場合もあります。

通話とテザリングが同時にできない場合も

スマートフォンのOSや機種、キャリアにも寄りますが、基本、通話中はテザリング機能を利用できません。また、テザリング中は通話ができません。

ただし、近年の最新モデルのスマートフォンでは、通信速度は遅くなりますが、通話と同時にテザリングできる機種もあります。

テザリングよりもモバイル型WiFiのほうが便利?

外出先でも、スマートフォン1つでPCやタブレットにインターネット接続できるテザリング。便利な一方、スマートフォンのバッテリー消費が激しかったり、データ通信の速度や容量の面だったりデメリットがあることも分かりました。

その上で「外出先でも快適にインターネットがしたい」と希望するなら、モバイル型WiFiの使用をおすすめします。

モバイル型WiFiとは?

モバイル型WiFiは、モバイル回線を使ってインターネットに接続できるWiFiルーターです。

名前のとおり、モバイル(持ち運び)の利便性を重視しているので、ポケットに入る小型軽量設計。もちろんバッテリーを内蔵しているので、充電されていればコンセント不要です。

モバイル型WiFiのおすすめはBroad WiMAX

当サイトでは、テザリングに替わるモバイル型WiFiとして、Broad WiMAXをおすすめします。

Broad WiMAXには、さまざまなメリットがあります。

Broad WiMAXのメリット(1) 機種が届いたらすぐ使える

Broad WiMAXのモバイル型WiFiは、申し込みがネットで完結し、機器が届いたその日から利用が可能です。また、秋葉原・大宮・名古屋には実店舗の「Broad WiMAX受取センター」があり、店舗受取なら即日使えます。

「テザリングから、モバイル型WiFiに移行したい!」という希望をすぐに叶えてくれるでしょう。

Broad WiMAXのメリット(2) 高速回線

Broad WiMAXは、高速モバイルインターネットのWiMAX2+を始め、au 4GLTE、au5Gの3回線を自動切り替えし、常に最適な通信環境を提供してくれます(※1)。

回線速度は、下り最大速度2.7Gbpsを達成しています(※2)。

Broad WiMAXのメリット(3) 料金プランがリーズナブル

Broad WiMAXの料金プランは、ギガ放題プラスDX(3年)プラン、ギガ放題プラス(2年)プラン、そしてギガ放題プランの3プランから選べます。

現在はキャンペーン中で、ギガ放題プラスDX(3年)プランは最大3ヶ月月額2,090円(税込)で利用できます。WiMAX陣営の中でも“月額最安級”のリーズナブルさです(各通信事業者のHPで公表されているWiMAX+5Gサービス15社の月額基本料の比較において。自社調べ(2022年3月時点))。(※3)

初期費用は通常時20,743円ですが、現在はWeb割キャンペーンが適用されて「0円」となることも魅力です。

また、「他社からの乗り換えキャンペーン」、「2台同時お申し込みキャンペーン」などのキャンペーンを行なっている場合もあるので、随時チェックしてみましょう。

Broad WiMAXのメリット(4) 通信速度制限の変更で、より快適な「実質無制限」に

Broad WiMAXのデータ容量は、これまで直近3日間の通信量が合計15GB以上の場合、通信速度が一律に制限されていました。

しかし、昨今のコンテンツの大容量化、リモートワーク需要等に合わせ、より快適に利用できるよう通信速度制限方法が2022年2月1日に変更されました(※4)。

コロナ禍以降、リモート授業やリモートワークの機会が多くなりました。いつでもどこでも、速度制限を気にせずに安心してネットに接続できます。

(※1)5Gは一部地域での提供となります。
(※2)接続機器使用時の通信速度は、通信環境等により異なります。下り最大速度2.7Gbpsは一部地域(5G地域)での提供となります。
本サービスはベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。エリア内であっても、利用環境、回線の状況等により大幅に低下する場合があります。通信速度は機器の能力に依存します。通信速度は、今後、速度低下も含め、変更になる可能性があります。
(※3)契約時には別途、機種代金と事務手数料3,300円(税込)が必要です。
(※4)エリア混雑状況やネットワークの継続的な高負荷などが発生した場合、状況が改善するまでの間、サービス安定提供のための速度制限を行う場合があります。

Broad WiMAXのモバイル型WiFi「Speed Wi-Fi 5G X11」

Broad WiMAXの最新モバイル型WiFiは、「Speed Wi-Fi 5G X11」です。

約174gと軽量で、持ち運びに大変便利。4,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、外出先の長時間使用でも安心です。

WiFiは、802.11a/b/g/n/ac/axと幅広く対応しているので、どんなデバイスでも WiFiと接続できます。周波数帯は2.4GHzと5GHzの両対応なので、デバイス側で2.4GHzと5GHzを使い分けることができます。

外出先はもちろん、室内でもそのまま利用できます。室内利用なら、アンテナ内蔵のクレードルがあれば通信品質がより安定し、自動で充電してくれるのも便利です(クレードルは有料オプション)。

Broad WiMAX

まとめ

テザリングの方法やメリット、デメリットなどについて解説しました。

テザリングは、外出先などでパソコンやゲーム機器をネット接続できる便利な通信機能です。しかしスマートフォンやタブレットをWiFiルーターに見立てた機能なので、頻繁に使うことは想定されていません。

どちらかというと、スポット的な使用に適した機能だと言えます。

もし、外出先で頻繁にパソコンなどにネット接続したい場合は、利便性の高いモバイル型WiFiの使用をおすすめします。

この記事が、読者の皆さんの快適なインターネットライフに役立てば幸いです。

【執筆者】
新居 正浩 (あらい まさひろ)

株式会社サンシード 代表取締役。
名古屋を拠点にIT企業の経営者・ITエンジニアとして活躍。筋金入りのガジェット好きで、いつも衝動買いばかりしている新しいモノ好き。

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